2002年09月14日
nacot飛ぶ教室
NACS-J自然観察指導員東京連絡会「飛ぶ教室」で高尾の日影沢へ長女と参加。次女はピアノの発表会補習のため参加できず。
とても寒い一日だった。思えば、子供向けの観察会に、私が同行したのは、今回初めてだった。長女は、リーダーが導いてくださる植物や生きものと、リーダーにしか関心が向かないらしく、いっしょに来ている子どもたちについては、興味が向いていなかったようである。
これで、昨年、大阪自然教室に参加を続けていた理由が少し分かったような気がした。大人なら(というか私なら)、観察会の内容よりも、どんな人が来ているのか、その人たちとどんな接触を持てばよいのかのほうに気が回るはずだ。しかし、長女の場合、そちらには頭が回らないらしい。傍から見たら、集合の時も、解散前も1人でポツンとしていたので、さぞかし孤独を味わっているであろうと思っていたし、それが嫌なら無理しなくてもよいと考えていた。でも、毎回「面白かった、また行きたい」というので、まったく不思議でならなかった。家内に「「面白くない」と父親に言っちゃいけないと思っているのかな?」と聞いても、「そんなことないと思うけど、それなりに面白いと思っているのでは」という答えが返ってくる。
しかし、たぶん、自然と向き合う、自然と向き合いながらもリーダーとコミュニケーションを取っているということなのだろう、そうに違いないと決め付けてしまった。まあ、自閉症気味と言えばそうなのであるが、学校ではそんなことはないので気にすることはなかろう。嫌なら辞めればよいだけのこと。
2003/2/16記
2010/7/28ホームページninjaより転記
Posted by なかば at 00:00│Comments(0)