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2014年03月10日

連休は東北へ

 いよいよ常磐道も東京から富岡町 まで開通したようである。


ケンプラッツ「常磐道が原発20km圏内で一部開通、路肩に線量計」2014/02/26
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20140225/652831/?bpnet

 現在、ゴールデンウィークに向けて、被災地”見学”を計画している。今のところ以下のようなコース。長女にも運転してもらう。

5/3勿来(長女と私が震災年4月活動)→福島第一原発近を迂回しながら移動
  →新地町(家内と次女が同6月活動)→宿泊

 4仙台→石巻→陸前高田(家内は5日仕事があるので新幹線で帰宅)→車中泊

 5平泉や文学縁の地→東北道→帰宅

 あくまで旅行者=余所者として現状を見、幾ばくかの消費をしようと言うもので、あえて「何か活動しよう」というものではない。3年を経過し、被災地支援は組織的・継続的なものになっているはずである。震災の時に取るものもとりあえず駆けつけけたのであるが、それが3年経過し、どうなっているのか?それを娘たちに見て考えてほしい。

 自宅(東京近郊)-大学のある地方都市-被災地、という3か所の土地柄はどう違うのか?学部の学生としても、とても重要なフィールドワークになるものと思われる。特に、誰もが東日本を目指す状況で、さしあたり緊急支援を行った後、3年の経過は一体なんだったのか?東北の光景を見たうえで、滞在年数が限られる大学のある地方都市に滞在し、学業とともに何をすべきなのか?自宅のある東京にどうアクセスするのかを考えるきっかけとなればよい。

 マスコミでよく映像になっているところには寄るだろうが、被害状況が著しいところを鵜の目鷹の目で探すことはしない。不自然だから。海岸線を車で移動しながら、情景の変化から何かを感じてほしいと思っている。2年前、3年前なら、単なる野次馬でしかないが、いや、今回もそうかもしれないが、何よりも、3年と言う時間経過を大切にしたいと思う。

 家内は「3人で行って来たら?」と言っているのだが、あまりしつこくない程度に一緒に行くように勧めてみるつもり。

 3日目の「文学縁の地」は、いろんな作家の出身地はもとより(12年前に、宮沢賢治の故郷である花巻を訪ねた)、奥の細道や歌枕と縁のあるところを訪ねたい。娘たちの希望が特になければ、ずっと奥の細道を辿って北上し、尿前の関から日本海側に出て象潟を見たいものだが、それでは時間がかかりすぎる。さし当りは、帰りに「信夫文知摺」へ寄ってみたい。

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに 源融
早苗とる手もとやむかししのぶ摺 芭蕉

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    Posted by なかば at 06:13│Comments(0)旅行
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