2003年02月17日
陰山掲示板への投稿(一部)
いつも掲示板を拝見させていただいております。小4と小2の女の子を持つ父親です。母親は専業主婦です。教科の学習は母親が、全体の方向性と体験学習は父親が、というように、なんとなく役割分担しています。
陰山先生だけではなく、教育の現場や保護者の方々の貴重な実践やご見識、試行錯誤は、とても参考になり、また励みになります。
我が家の理想の教育は「父母が一致協力して、予習シリーズを教材に、家庭学習を進める」という方法です。
しかしながら、「理想」であるということは、現実にはやっていない、できていないということでもあります。小4の長女は、9月から地元のYT提携塾に通っています。
低学年のうちは、「とにかく学校の授業の重視、補助教材は穴をあけないレベルにとどめる。それよりも、体験学習や読書を生活の中心に置く」という方針で進めてきました。
その間、決して順調に進んだのではなく、思い通りにならないためにいらいらしたり、夫婦間で感情的な対立があったり、子供に無理を押し付けたりしていました。
このような実践を通して悟ったことは、高学年の学習、それも中学受験レベルともなれば、とても自分たちで教えることなどはとても無理であろう、ということでした。
幸いなことに、「予習シリーズによる自宅学習」を指導されている方がホームページを立ち上げていることを知ることができました。
そこで、「この講座の方法に一番近い塾を選ぼう」ということになり、それにもっとも近い指導をしている地元の塾を探すことにしました。
塾に通わせるからには、塾の経営者や先生方を信頼することが第一ですけれども、私なりの考えをまとめるために、現在でもこの講座での指導方法を参考にしています。今のところ、食い違いがあって、悩むということはありません。
塾長は「4年生のうちは算数と国語しか勉強しません。あとは大いに遊ばせてください」とおっしゃっています。模擬テストも、5年の2学期からでもよいとのことで、土日に、子どもたちと遊びたい父親としては、非常にうれしい先生でもあります。
それでも、理社のことが気になり、また、これまで進めてきた体験学習(といっても、自然観察会や農事体験への参加、各種施設の見学などの遊び、早い話が、金のかからない休日の家族レジャーです)との関連を知りたくなって、「予習シリーズ」を入手したのですが、残念ながら、積読で終わってしまいました。
というのは、昨年の10月から12月にかけて「声に出して読みたい日本語」で有名な斎藤孝先生の「斎藤メソッド」に、長女を参加させていたのですが、最初から最後まで嫌がっていたため、そのフォローにエネルギーを使い果たしてしまったからです。
理社についての取り組みは、春になったら、改めて考えてみようと思います。
それよりも、陰山先生のドリルをどのように使いこなすのか?つまり、毎日の生活に織り込むのか、それとも春休みなどに集中して使うのか?などが、現在の課題です。
学校の授業にせよ、進学塾にせよ、復習=穴をあけない=分からないことを放置しない、が最大の課題と思います。でも、「言うは易し、行うは難し」であることを痛感する日々です。
2010/8/14転記